大阪らんちゅうの研究【らんちゅうの種類】現代から見た金魚問答の事実と疑問その3

金魚問答



大阪らんちゅうの研究【らんちゅうの種類】現代から見た金魚問答の事実と疑問その3

大阪らんちゅうを南京といい、朝鮮といったりとした

らんちゅう

図1(金魚問答)

 

この図の魚は大阪地方のらんちゅうで頭は角ばったシシガシラで胴が短くて、尾が大きく開いた魚です

らんちゅう

図2(金魚問答)

 

東京のマルコ、別名らんちゅうといいます

顔幅が広いシシガシラで大阪地方のらんちゅうより胴が長くて、尾筒が太く、尾が短くその容姿はまるで小判のような姿です

大阪らんちゅう

図3(金魚問答)

 

図1の大阪らんちゅうは大阪地方において数年前は

図3のような真四角の顔のシシガシラで胴1寸に対して頭よりおつづの付け根つまり尾の生え際までが1寸3分の恰好をして尾幅が広い魚が流行していましたが、魚は虚弱な体質のため転覆病になりやすい癖がありだんだん改良して図1のような姿のようになりました

(管理人の分析によると恐らく口の細いものを選び、丸頭に改善していった結果だと思います。又、可能性として出雲ナンキンを改良につかった説もかんがえられます)

広島地方のらんちゅうは東京のマルコに似ており、ほぼ同じですが頭の頭頂部がもりあがり顔幅が広きシシガシラで尾筒がやや長い魚です

大阪らんちゅう

図4(金魚問答)

 

(現代でいうときんたいぷのさかなです

四国地方のらんちゅう

鰓の部分が張った魚でシシガシラであって胴体は大阪らんちゅうに似ている魚です

大阪らんちゅう

図5(金魚問答)

 

 

まとめ

大阪らんちゅうの祖先である原始らんちゅうからさまざまならんちゅうが発生し、さまざまな改良が加えられて現代の出雲ナンキンらんちゅう復元された大阪らんちゅうが存在する

大阪らんちゅうは大阪で流行した好まれた魚で古くは朝鮮又はらんちゅうと言われて最高級魚といわれた

らんちゅう

全国的に飼われていたらんちゅうが出雲地方でのこり、洗練され出雲ナンキンとなった

別名ナンキンといわれて金魚問答には全国的にポピュラーだったらんちゅうの絵がのこされている

大阪らんちゅう

この2種類は近縁種だと管理人は分析しています

出雲ナンキンの愛好家の中には出雲なんきんから大阪らんちゅうに近い魚がでるとおしゃられる方もいらしゃいます

ただ、出雲ナンキンからハネの対象になりますので大阪らんちゅうの愛好家からみれば実にもったいない話です

現代から見た金魚問答の事実と疑問

(目次)

  1. 大阪らんちゅうの研究【特徴】現代から見た金魚問答の事実と疑問その1
  2. 大阪らんちゅうの研究【選別】現代から見た金魚問答の事実と疑問その2
  3. 大阪らんちゅうの研究【らんちゅうの種類】現代から見た金魚問答の事実と疑問その3

参考文献

金魚問答  三好音次郎 著  明治36年5月発刊

(※このホームページに書かれている写真や文章は金魚大完高級金魚の飼い方楽しみ方の管理人の許可なく無断での転用・転載・複写その他使用について一切を禁じます)

金魚問答

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