土佐錦有名愛好家、泉 憲明 氏宅を訪問

土佐錦有名愛好家、泉 憲明 氏宅を訪問



2019年5月27 日に 中部地区愛知県日進市お住まいの土佐錦有名愛好家、泉 憲明 氏宅を訪問しました。

優れた鑑識眼から何十腹も子引きし、厳しい選別をされていました。

その飼育規模は土佐錦のために80リットルプラ舟37面、丸鉢は59使っています。

丸バチ

充実した飼育設備

丸鉢

モルタル製の丸鉢

その他十数面らんちゅう、津軽錦、等…金魚に使用し、飼育しているというから驚きです。これほどの規模を一人で管理している泉さんの金魚への情熱は魅力的です。

 

観賞用にらんちゅうも楽しんでおられます

観賞用にらんちゅうも楽しんでおられます

学生時代はらんちゅうの飼育に没頭され、しばらくしてから、土佐錦、ナンキンと取り組まれました。

ナンキンでは本場出雲で優勝し、天然記念物の認定を受けた名魚を作出しました。

数年前より、土佐錦をメインとして取り組まれています。

土佐錦

更紗模様親魚

土佐錦の子魚たちはふ化30~40日目までにはトップから丸鉢に移し、まだ可能性のある二軍たちはプラ舟で飼育されていました。

土佐錦の稚魚たち

土佐錦の稚魚たち

孵化したブラインシュリンプを与える状態

孵化したてのブラインシュリンプを与える状態

泉氏は 泳ぎ方で大方選別ができます といわれ、泳ぎ方で頭を振るものや、尾の癖等見極めていました。

土佐錦の親たちはとても優雅で素晴らしい魚たちが20匹ほどいたと記憶しています。

青子の水替えは毎日といわれ、朝4時から金魚の世話をされています。

本業の獣医師と金魚飼育の日々で忙しく過ごされています。

土佐姫

土佐錦のために開発された餌

       

現在は、以前のように品評会で競うことよりも、後進の育成に力を注ぎ、海外でも指導者として土佐錦を広める活動をしているといわれます。

土佐錦 土佐錦

泉氏は丸鉢と角鉢(四角の容器、プラ舟等)との出来の差、メリットというのは、丸鉢の方が若い魚の仕上がりが良いということです。 子魚の時に尾張りの良いものは丸鉢に入れた方が良くなっていくように思います。

角鉢でも仕上がりはゆっくりですが、最終的には同じではないでしょうか!? と言われていました。

泉氏に解説して頂きました。『丸鉢で泳がせていない親骨の柔軟でない魚は海老尾になることが多いので親骨がしなやかで張りの余り強くない魚を角鉢で飼えば丸鉢に入れていなくても親で仕上げることができると思います。

丸鉢での泳ぎは尾の親骨を柔軟かつ強く作り上げるのに役立っていると考えています。注意する点は尾の状態を見ながら泳ぎを調整してゆくことです。これはらんちゅうの尾作りとおなじだと思います。』と教えていただきました。

付け加えて、丸鉢で良くなっていく魚と角鉢で良くなる魚とあるのかもしれませんね。

入れ物と共に育まれた土佐錦の奥深さが分かる言葉でもあります。

土佐錦の他にはらんちゅう 、津軽錦 、鉄魚  等…飼育されていました。 津軽錦では土佐錦と同じく、県外にも分配されているとのことです。

津軽錦

津軽錦

津軽錦

150角のFRPのたたき池で飼育されていて、全長25センチぐらいの圧倒的な迫力で品のある金魚でした

優雅な津軽錦の写真 三輪系統が中心といいます。

親として魅力的な種親です

親として魅力的な種親です。角尾で金座も大きく目先も長いすばらしい魚だと思いました

種親で純白で後(あと)が大きく顔の綺麗な魚です

取材 板谷 広義 氏

協力 泉 憲明 先生

土佐錦有名愛好家、泉 憲明 氏宅を訪問

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