金魚の部位と遺伝

金魚の部位



金魚の名称は地域、時代でさまざまな言い方や呼び方があるので非常にむずかしいですが、金魚の形態を知る第一歩です

金魚の部位の名称をまとめてみました

また、管理人の飼っている大阪らんちゅうで先祖帰りしたマルコの形状をもった金魚についても書かせていただきました

金魚の部位

金魚の部位の説明

体形

フナから金魚へ変異する過程でフナにもっとも近い和金型・らんちゅう型・琉金型・オランダシシガシラ型に分けることができます

 

和金型

和金型

先祖であるフナに一番近いタイプで泳ぎが上手です。安価でワキンなどは金魚すくいに使われたり、肉食の熱帯魚の餌としても流通している品種になります。丈夫な品種で健康的に育てることで6年以上飼育することもできます

らんちゅう型

らんちゅう型

頭に肉瘤が発達するタイプもあります。高級な品種が多く優品となれば高額で取引されています。各地で品評会なども行われていて多くの愛好家に愛されているタイプでもあります

琉金型

琉金型

水槽で横から見るタイプの金魚で最近では中国から新しい品種が輸入されて人気があります

オランダ型

オランダシシガシラ型

江戸期に中国から輸入されたオランダ琉金が起源になります。大正期昭和期には関西では大阪らんちゅうと合わせて人気があり盛んに飼育されています。このタイプは大型になるものも多く、本格的に飼育する場合は大型の飼育スペースが必要になります

金魚を上から見た時の名称

尾芯(おしん)尾の中心にある線

尾筒(おつづ)太いほど優品とされる

金魚の遺伝

現代に近い形の金魚中国で生まれてきてから約10世紀、古い系統の金魚(昔から飼育されているもの)新しい系統の金魚(比較的に最近に交配されたもの)など人の手を介して作り上げられたものになります

管理人は特に大阪らんちゅう飼育をしていますが、ある一匹だけが1歳の時は大阪らんちゅうの形をしていたものが3歳になると原始らんちゅうの原型と言われているマルコに似た形質をもった金魚に育ってしまいました

実際に現在の形です

 

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マルコ #大阪らんちゅう #マルコ #goldfish

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金魚は遺伝だけで形がきまるというわけではなく、後天的な飼育方法によっては別の要素をもった個体になるということもあります

まとめ

いかがでしたでしょうか

金魚の名称を知っていることでどのような金魚が評価されているのかがひじょうにわかりやすくなります

また、皆さまもご存じの通り金魚の先祖はフナになります

卵が全て金魚になるわけではなく、フナの形状のものも意外と多く産まれてきます

金魚の遺伝は非常に面白く、ずっと納得いく金魚を作り続けるのは無理で遺伝との戦いであると感じてしまいます

人間の助けがないと先祖帰りしてしまう生きものです

 

参考文献

カラーブックス金魚 松井佳一氏 株式会社保育社(昭和38年7月1日発行)

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