金魚図鑑|ふじ六りん

ふじ六りん 紅白透明鱗

ふじ六りんという金魚をご存じでしょうか

非常に珍しい金魚です

ふじ六りん

1970年代、六りん(六鱗)の突然変異から透明鱗が出現し、愛知県の藤本皓一氏が系統維持したものです

はじめは当才時はモザイク透明鱗で黒が入っていたが、成長につれて消えていく個体のため、紅白透明鱗がスタンダードとされたが、藤本氏は40年掛けてモザイク透明鱗の優美な魚を作出しました

容姿は六りん(六鱗)と同じく、尾は中締めが無い、二枚尾でスラリとした笹の葉の寸胴な容姿で、長い魚で品があり、頭を振らず、泳ぐものが理想です。
また、二枚尾で上見でアルファベットのUの字のような形状をし、従って、尾筒が太いもので、この尾形で泳ぐ時は六りん同様、破風(ハフ)が合うと言われる、尾先がしなやかに同じ動きを見せて、尾先が合わさらないものを六りんでは言う。

また、尾型は駒型という将棋の駒のような形のものを理想とします

一色~四色と幅広いバリエーションでふじ六りんを楽しんでもらいたいと作者は考えています

ふじ六りんは六鱗(ろくりん)突然変異からでた新しい金魚です。鱗(うろこ)を剥がない亜種(あしゅ)として、らんちゅうのようにふきゅうすることを願います

昭和53年 六りん保存会会報より

「ふじ六りん」と命名

ふじ六りん

表題の写真は、かねてより当保存会の一部の会員のあいだに於いて情熱的に研究、改良が進められていたもので、本会報に、ようやく掲載の運びになったことは、誠に喜ばしいことである。

これはキャリコ(三色)ろくりんとも云うべき色彩を有しそのモザイク鱗は殊に美しい。まだまだ改良の問題点は多く残されているが、一日も早く完成され、会員諸氏にお分けできる日が来ることを祈るものである。

ふじ六りんの画像

ふじ六りん 紅白透明鱗

(ふじ六りん 紅白透明鱗)

ふじ六鱗モザイク透明鱗

(ふじ六りんモザイク透明鱗)

(ふじ六鱗モザイク透明鱗)

(ふじ六りんモザイク透明鱗)

(ふじ六鱗モザイク透明鱗)

(ふじ六りんモザイク透明鱗)

六りんはスラリとした笹の葉型というのは容姿が八頭身美人のような出で立ちであり、寸胴で太さを魅せる魚であり、六りんでは特に雁腹といって、芋のように腹が出たものや片腹が出たものなど大変に嫌います。
この点は品格を殺ぐため飼い方や残し方を注意しなければなりません

取材・協力

藤本皓一氏  

前田 通 氏  

板谷 広義氏

参考文献

六りん保存会 会報(昭和53年)

 

(※このホームページに書かれている写真や文章は日本の美高級金魚の飼い方楽しみ方の管理人の許可なく無断での転用・転載・複写その他使用について一切を禁じます)

ふじ六りん 紅白透明鱗

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